山梨県の少子化が叫ばれて久しい。
私の住む南巨摩郡はその最たる一つの地域です。
平成28年3月19の日身延中学校の閉校式を皮切りに20日は中富中学校と下部中学校
学校は
それぞれに関わった人々の思い出がたくさん詰まっているところ。
卒業生、教職員の方々、地域の方々など、それぞれの人生に深く関わってきた場所。
それぞれの地域のシンボル的な場所、まさか無くなるなんて。
何とかならなかったのか。
子ども達のことを考えると仕方がないよね…。
だけどさみしいよね。
様々な声が聞こえてくる。
どの学校でも
やり場のない切なさが会場一杯に広がる。
それぞれの学校の校長先生の言葉に、
学校への、生徒への愛情と熱意を感じる。
地域の人たちに
こんな思いをさせないために政治の世界に飛び込んだはずなのに、結局、根本的な解決が出来なかった私がいる。
町立中学といえど、
地域選出の県議会議員として
自分の無力さに
申し訳ないという気持ちが込み上げる。
私たちの地域だけでは、
私たちの世代だけでは、変えることの出来ない大きな流れの出来事に、無力さを感じながら、
しかし、これ以上傷口を広げないためにも、様々な方法を駆使して南巨摩を守る術を考え続け、行動し続けなければならない。