情報伝達の難しさ

伝言ゲームって、知っていますか。

私と同世代の方々なら経験があると思いますが、
私たちが小学生ぐらいの時に、よくレクレーションとして取り入れられていました。

一列になって、前の人の背中に文字を書き、最後の人にうまく伝わるかどうかとか、
身ぶり手ぶりのゼスチャーで、最後の人までシンプルな情報を伝えるといった類いの
あの伝言ゲームです。
不便な情報伝達方法を通じて子供たち同士のコミュニケーションを取るという目的もあった
のでしょう。

単純なメッセージでも
思った以上に伝わらなかったりしますから、それがレクのゲームとなります。

次の人に伝える段階で、情報の発信者と受信者の感覚などの違いなどで
無意識に情報が歪められてしまいます。時間制限や回数制限が入るとさらに難しい。

スポーツチームのミーティングでも然り。
言い回しひとつで同じことを言っているのに発信者と受信者のちょっとしたやりとりの違いで、
言い争いになってしまうことも多々あります。

ゲームとして楽しめるうちは良いのですが、時として大きな意思決定をしなければならない
行政での政策決定など、合意形成の場では、情報の発信は慎重にしなければなりません。

裏を返せば、意図的に混乱させるには、不正確な様々な情報を事前に発信することで
議論が迷宮に迷い込みます。

合意形成の過程ではこの情報の伝達方法が最も重要だと考えます。

たとえば、市町村合併の時のような、地域の将来を二分する大きな意思決定をしなければならない時に、正確ではない、ねじれた情報が先行したら、先入観というものが働きます。
強弱はあっても全国的に住民を巻き込んでの大きな議論があった平成の大合併の時、
この情報が混乱を招き議論の迷路に迷い込んだ自治体は沢山あったのではないでしょうか
その検証はしっかりとされたのでしょうか?

人は心理的に、一度判断、決心したこと、特にそのことを一度口外した場合、
その決心を覆すというのは、よっぽど決定的なものがないと難しいようです。

ですから、判断材料となる、最初の情報ソースが大事です。
善意で中立な所(人)が出来るだけシンプルに正しく発信することが大事です。
論点を明確にすること、シンプルな選択であることが重要ではないでしょうか。

次に受け手側です。
それが、まず正しい情報なのか、発信元がどこか、論点はずれていないか。
など、情報を受ける側の判断も重要となってきます。

さて、これからは地域主権が加速し、地方行政も住民参加型にシフトして行くでしょう。
合意形成のあり方について、その方法や手順をしっかりと踏まえる研究が必要です。

私たち議会議員は、ます住民の意見を聞くところから活動を始めます。

それを基に、私たちは地域の方々の生活に影響を与えるような、重い責任ある決断します。
その決断が正しい選択でなければなりません。
県民の負託に答えるために、常に自分のスキルをもっと磨き続ければと
日々、強く感じています。


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