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山梨県議会 平成24年9月定例会のおもな論点

平成24年度 山梨県議会 9月定例会が9月20日から10月4日までの15日間開催される。

今定例会の主な論点は
18億6千万円余の補正予算 他 12案件について審議される。

まず、大きな論点として、

重度心身障害者の医療費の窓口無料化が自動還付方式へ変更することだ。

国は窓口無料化に伴い、気軽に受診できるため、医療費が増えるので、窓口無料化にペナルティを科している。

しかし、県、および、市町村は、国に反して、独自に窓口での無料化を進めてきたが、
、国へのペナルティ(罰金)がなんと8億円以上となっている。

こうした実態を踏まえ、貴重な税を有効に使うために、窓口無料化を廃止、
その代り、銀行口座に直接かかった医療費を自動的に振り込む自動還付方式へと
切り替える案を打ち出した。

しかし、自分の口座にお金が返ってくるのに、3か月程度かかる。

ただでさえ生活が困窮している受給者は、窓口で一時、支払うことすら厳しい状況である。

こうした事態に対応するために、県は無利子の貸付を準備しているというが、窓口で立て替えるという負担をどう考えるかという事が論点となっている。

次に、市川三郷町の大塚工業団地の分譲地に、廃棄物が不法投棄されていた問題で、
県の土地開発公社の責任と不法投棄の原因の究明が論点となる。

良い議題として、県ではエネルギーの地産地消を2050年頃を目標に達成することを掲げた。
これは、県内で消費するエネルギーは、県内で賄うことを目標とし、太陽光発電、小水力発電、バイオマス発電、燃料電池の4つのエネルギーを軸として、省エネを進めながら達成するというものだ。日照時間日本一の地の利をいかして、一日でも早い達成ができることを願っている。

最後に、山梨県体育協会の不正受給問題について、
これは、9月18日に記者会見であきらかにしたものであり、1997年5月から2004年にかけて、ユニフォームの水増し請求などで、503万円裏口座にプールしていたことが、先日明るみになった。 本来正当な手続きを踏んでから決済後、購入すべき手続きをせずに整備するための目的と考えるが、県民の貴重な税金を見えない別口座にて保管、運用することが、そもそもおかしい。

 現県政になってから、いままでなれ合いの中で隠されてきた不祥事が次々に明るみに出る。
またかと思う、あぜんとするような不祥事続きだ。
 今までは明るみに出るはずもなく、普通に繰り返されてきたお役所の常識と思うと
憤りを通り越して、世間の常識とは別世界の感覚にあきれる。

県民目線の感覚を常にしっかりと持ちながら、微力だが全力で議論のテーブルに就きたい。


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