本日3月10日、ほとんどの県内公立中学校は卒業式を迎えました。
富士川町内の鰍沢中学校、増穂中学校の2校も同時刻の卒業式です。
町では式典を安全に執り行うために、抗原検査キットを確保しましたので、学校側も安心した環境が整い、校歌斉唱なども体育館内で行う事が出来ました。今年は母校、増穂中学校へ向かいました。
小さかったあの子達が、逞しく頼もしい姿で巣だって行く姿に、同じ母校の卒業生として、遠い昔の記憶と共に万感の想いが込み上げて来ました。
40年近い時を経て、卒業生、保護者と共に歌う校歌は時間を超えた心の繋がりを感じます。
あの時ここに居た、君たちと同じ15歳の生徒は、迷いながら、もがきながらも
今、保護者として、教師として、また町の執行者として、それぞれこの学校に戻り、次の世代を担う君たちを見守っています。
私たちの富士川町のバトンは、これからもずっと繋がって行きます。