私の住んでいる
青柳1丁目の育成会は
毎年、地域の神社の神にささげるすもう大会を開催しています。
かつては、出店などもあり
さながら地域のお祭りと
同じようなにぎわいぶりでした。
しかし、少子化と共に
段々と規模は縮小され、
本当に
ちいさなイベントになってしまったのですが、
子供ながらに、地域のあんちゃんねえちゃん
学年がちがう同世代と、地域の大人とふれあう機会であり、
また大人も、
すもう大会なのだけれども
地域コミュニケーションを深めるツールであり、自然な雑談のなかで
地域のいろいろな課題や出来事を話したりしながらの、社交の場としての役割が大きいのではないでしょうか?
よその近隣地域にも
同じようなすもう大会が沢山あったのですが、
なくなってしまったようでとても残念でなりません。
これからの地域社会は、まさにこのような地域のコミュニケーションやコネクションが重要になって来ると考えます。
人がいない、子供がいない、金がかかる…。
理由はいろいろあるでしょう。
しかし
無くししてしまう
壊してしまうことは簡単ですが、
大事なモノは
普通にあって、
眼にはみえずらいものです。
永く続いている
伝統、文化には理由があります。無くしてしまって気づく
大事なモノを
私たちはかなり捨ててしまったのかも知れませんね。
温故知新。
これからの時代のキーワードはここにあるのではないでしょうか?