あと数時間で激動の2011年も幕を閉じようとしています。
今年を思い起こせは、まさに激動の一年でしたね。社会的にも、個人的にもいろいろとありました。
3.11 東日本大震災、金融不安、先行きの見えない閉塞感が漂う、この日本
そのなかで、決して裕福ではないこの山梨県の,一番南はしの南巨摩郡から
県議会議員としての立場を頂いた年でした。
全国的に見ても、県内を比較しても、医療環境が整っていない私たちの南巨摩
少子高齢化が進んでいる私たちの南巨摩
集落の孤立化が心配になる私たちの南巨摩
若い人たちが住みずらいと言われる私たちの南巨摩
だけど大好きな私たちのふるさと 南巨摩
どこにでもある田舎かもしれないけど、わたしにとっては唯一無二、
かけがえのない 南巨摩
私を育ててくれた、愛するこの地域を豊かにするために、私は立ち上がりそして選ばれました。
ひとりでは何もできません。だけど、みんなが気持ちをあわせて、力をあわせれば
地域はかならず変わります。そう信じて走り
その種をまき続けた一年でした。
地域を豊かにするって、じゃあ なにを豊かにするのか?
経済?人?自然?文化?産業?道路?町並み?・・・
切り口は多様です。
①まずは、命を守ること。
地域医療の充実、災害時の孤立化対策、災害からの復旧、救急体制の充実を具体的に進めました。
②そして便利に過ごすこと。
国道300号線の改修、JR身延線の早期復旧、土砂災害の対応と、激甚災害指定への努力をしました。
③次は、地域経済の充実です。
企業誘致が難しいこの時代、私たちの地域資源である、自然を生かす観光の仕掛けと、物流がキーワードとなるはずです。
とにかく、人とモノが流れ込む地域にするための種を蒔いたつもりです。
中部横断道の開通は、先人の方々の努力により実現の見通しが立ったインフラです。
ただ通るだけでは、単なる通過点、ひとが立ち寄る仕掛けとしての国道300号線の整備です。
富士山を中心とする山岳観光、私たちの地域には、日本一の富士山と
日本二番の北岳と、それを取り巻く3000m級の山々。
手つかずの大自然、古き良き本当の日本人の心が根付いている私たちの地域を
日本のみならず、世界中の人に立ち寄っていただけるような地域にするために
国道300号を大型バスや大型車両の通行が簡単にできるようにすることにより、
峡南地域にこれまで以上の
観光客を呼び込むことができるはずです。
着実に、一歩ずつ、しかしてブレずに将来を見据えた活動を、
これからも続けていきたいと思っています。
ありがとう2011年。
来年はもっと、もっと 良い地域にするために、もっと速く、走り続けたい。