平成25年 早くも半月が過ぎようとしていますね。もう1年の24分の1が過ぎました。
今日は成人の日、首都圏は大雪の成人式。
テレビのニュースからは、横風の中で傘をさし、振袖が汚れないように会場に向かう新成人の姿が映る。中には雪対策のために足元はブーツ姿の方も、大変だ。
今日は本当に予想外、新成人にとってはきっと予想以上に大変な一日だったはず。
しかし、将来、きっと今日を振り返る時。人の記憶は時間の経過と同時に、わずかな苦しみや予想外の出来事の痛みは消えて、その時の記憶のしおりとなってくれます。
「私たちの成人の日は大雪だったね。」 「ホワイト成人式だった。」
何年か先に今年の新成人は記憶の引き出しを開ける時、こんな会話が弾むはず。
時間ってこんな粋なことをしてくれます。
一時の苦しみや痛みは、時が経てばきっと笑い話、改めてそう自分に言い聞かせる。
さて、
昨日、山梨県内での地方議員の仲間で構成する、未来の山梨を拓く議員の会が主催の
「第二成人式」を開催しました。
25歳、政治に自ら参画できる、被選挙権(参議院議員は30歳)を得ることができる年齢。
これを祝う、これが第二成人式です。
第二成人式の様子
宮島甲府市長が、第二成人に成人証書を授与し、その後パネルディスカッション
モデレーターはあさズバなどでおなじみの毎日新聞論説委員、与良正夫さんが行ってくれました。
パネラーは、甲府市長、第二成人代表、永井学県議、桐原正仁甲州市議、
さすが与良さん、会場を巻き込んだ充実したディスカッションが行われました。
会場からの質問もさることながら、25歳第二成人代表のしっかりした受け答えもとても力強かったですね。
充実した会の最中でしたが、いろいろな想いが頭を過ぎりました。
振り返ると、 私が38歳で地方議員(町議会議員)になった当時、若手議員として議会の中で、もがいてました。
同世代の意見をどのように議会に反映しているのか?質問は?切り口は?立ち位置は?
小さい枠組みの一町議会の中では、当然答えは見えません。
きっと
当時、同世代の他の自治体議員も同じ想いで苦労しているんだろうと感じていました。
情報が欲しい。
しかし当然ながら若手町村議員が連携する既存の協議会や組織などありません。
これから議員を志す者、または若手議員に、横のつながりと情報交換の場が必要だと、強く感じ、同時に若手と言われる議員が連携してなにか地域のために活動が出来ればと、ずっと夢見ていました。
声をかければ、やはり同じ想いを持っていた仲間がたくさん居ました。
2年近くの準備と親睦を深め、心が繋がり会い、ようやく小さな第一歩を踏み出せました。
こうして動き出した「未来の山梨を拓く議員の会」(来山会)ですが、
会長は地元富士川町の長沢健町議、鮫田洋平町議も重要な役割を担ってくれています。現在は17名の県内地方議員が参加しています。
それぞれの知識と個性と、出来ることを持ち寄って、無理をしないでみんなの力で、イベントを成功することができました。
今回は100人規模の小さな会だったけど、とても大きな価値のある一歩だったと感じています。