去る28日、鰍沢病院の今後にむけて、厚生労働省の社会保険病院の担当者に直接話をさせてもらう手筈が整い上京した。
間に入っていただいたのは、地元選出の国会議員である。
富士川町議会の地域医療を守る特別委員会委員長である斎籐正行議員と鮫田洋平議員とともに、個人的な活動として、国のスタンスを確認すべく出向いた。
社会保険病院対策室の2名と面談し、RFOの整理機構としての立場を明確に聞いた上で、地域での鰍沢病院の重要性を参加者それぞれの立場で訴えた。
打ち合わせの中で担当者とのやり取りの中から、非常に重要な発言を聞けた。
法案を何らかの形で提出(議員発議の法改正案など)をして、2012年9月以降も、鰍沢病院は存続させて行く方向で進めるとの話であった!
これで地域医療を守れる!
一同、感激と安堵の瞬間だった!
しかしながら、
2012年9月の期限を迎えても独立行政法人(RFO)での運営を行い、鰍沢病院の廃止はないという事が明確になったものの、赤字経営の現状では処分対象だという事実は変わらない。
私たち地域住民も、医師の確保が難しく、救急病院としての機能が不完全な現状での存続では良いはずがない。
やはり広域的に、地域の中核病院としての機能と、救急病院としての役割を充分果たす体制になることが重要ではないかと考える。
これからも、官民問わず議論に参加してほしい。
地域医療の充実に向けた話し合いを、更に前へ、前へと進めなければならない。
地域医療を守るという意識を住民全体で共有して、地域としての方向性を見いださねばならない時期である。
私も、今回のように自分なりの立場で、出来る限りの努力をしていきたい。
議論を進めなければならない。