今日、2月13日(日)の山梨日日新聞に富士川町(旧増穂町)出身のブロサッカー選手で、VF甲府所属の
柏好文選手の記事が掲載されました。
切れ味抜群の高速ドリブラー
郷土の誇り、柏選手の活躍を期待してます
彼の他に現在活躍中である、我が町ゆかりのプロサッカー選手は、
深井正樹選手(ジェフ千葉)、
長谷川悠選手(モンテディオ山形)
佐藤優也選手(ギラヴァンツ北九州)、
女子では元U20日本代表の保坂のどか選手(岡山湯郷)がいます。
まだプロにはなってないですが、下部組織で、プロを目指して努力を続けている選手も沢山います。
町の人口から考えると
こんなに大勢のサッカー選手が誕生したりする地域は他には無いのではと思います。
柏選手、長谷川選手は同級生、保坂選手は一つ年上だったので、小学生の頃は同じチームでプレーしてたんです。
当時はみんな同じ小学生。
ただ一つ、違ったのは
みんなサッカーが大好きで努力家だった事、将来のビジョンをしっかりと持っていた事ではないでしょうか?
まずは”個々の努力” その一言に尽きます。
しかし伝統とか環境、地域性などという、計り知れない見えない力もあったはずです。
無意識に影響する地域の力、地域の人の後ろ姿などでしょう、数字では表しにくく特定しづらい、見えないモノ
ってあるはずです。
以前、他の地域のサッカー指導者に”峡南地域は水がいい”って言われたことがありました。
たしかに水もおいしいですが、”すぐれた地域性だね”という褒め言葉ですよね。そんな地域性を誇りたい。、
こんな環境を創ってくれた先人の方々に感謝しなければなりませんね。
一方、都市部では、無縁社会という言葉が叫ばれています。
薄れゆく地域の繋がり、人はたくさんいるけれど、人としてコミュニケーションを取れる場が少ない。
近所付き合いもない。悲しいことですね。
私たちの地域は、経済的には決して裕福な場所ではありません。しかし、都市部では壊滅してしまった
地域力、地域コミュニティーという財産があります。自然という財産があります。誇れる特産物があります。
私たちの地域には、歴史的な伝統文化が沢山あります。
新しい公共の姿、独自の地域づくりのヒントがここに隠されているような気がしますね。
キーワードは ”温故知新” 古きをたずねて、新しきを知る
郷土愛、地域のアイデンティティを育むということは、こんな見えない力から沸き上がるものではないでしようか?
いまも、ふるさとを離れ、ふるさとを思いながら、自分を磨き、努力を続けているみんなにエールを送りたい。
がんばれ!!
ふるさとを離れた人たちが、闘いつかれて一息ついた時、いつでも戻れる場所でありたい
いつでも”お帰り”って迎えられる、あたたかい地域であり続けたいですよね。