フェイスブックでは発信をしていたのですが、
ブログでは久しぶりの投稿です。
昨年、山梨県議会 チームやまなしの政策集 チームやまなしビジョンVol 1.1が
マニフェスト大賞に二年連続でノミネートされました。
わたしたちの会派は
県民の声が起点であるこの政策集を軸に
代表・一般質問などの質問を行います。
単発な質問ではなく、積み重ねながら一貫した主張をすることで、議会から政策を動かすやり方です。
タウンミーティングや地域活動の様々な場面での声をいただき、質問などに活かす活動を地道に続けています。
この議会からの政策サイクルを作って行こうという努力が、マニフェスト大賞の二年連続ノミネートにつながりました。
もうひとつ、
私も参加している超党派地方議員連盟 『避難者カード標準化プロジェクト』という組織があります。
この取り組みが【第11回マニフェスト大賞】で優秀賞( 応募総数2,514件中35件)に選ばれました。
毎年、多数の応募があるマニフェスト大賞の優秀賞の候補に選んでいただけることは、地方議会人としてとても名誉なことであり、有難いことだと感じています。
しかしもっと大切なのは、
この動きをしっかりと県民にフィードバックすること。
要は、現実的に、実際の県民生活に繋げることが大切です。
このために
12月定例会の代表質問において
大規模災害時の避難者対策について
(1) 避難所の運営対策について
(2)避難所運営を円滑に行うための避難者カードの統一について
という質問項目で、通告、代表質問に登壇しました。
これは、チームやまなしビジョンにある大規模災害時の対策と超党派議員連盟の避難者カード統一の取り組みを抱き合わせた組み合わせの質問です。
この質問の答弁により、県の政策が動きました。
県は大地震など発災時の避難所運営について、避難所が自主的に運営できるよう、新たに市町村に示す運営マニュアルのモデルを、年度内を目標に作成する事となったのです。
同時に国などから支援を円滑に受け入れるための「受援計画」を策定して、防災体制の強化を図る方針を打ち出しました。
その時のメディア報道記事です。↓
http://mainichi.jp/articles/20161210/ddl/k19/010/107000c?ck=1
指を鳴らすように行政の政策はすぐには動きません。
しかし、地道に取り組む事で政策が動くタイミングというものがあります。
仮に将来、予期せぬ災害が発生したとき、その不測の事態に、このマニュアルモデルが人命を助ける基になってくれたら幸いですし、私の地方議員としての活動の意義も見えて来るのではないかと思っています。