29日(昭和の日)春の風物詩、大聖寺の祭典と八日市場のお祭りに行った。
火渡りで有名なこの祭典、柴燈護摩(さいとうごま)は外で焚く護摩で、山伏の法螺貝(ほらがい)の音が響き、護摩壇に点火される。
途中、木札が渡され、そのあと筆が廻ってきた。
願い事をこの護摩の中に投げ入れ、祈願をするということらしい。
「世界平和」 望月利樹 と書いて、護摩の中に札を投げ入れたが、火の近くは思った以上に熱い。
山伏の方々はずっと火のそばで経を唱えていたが、すごい精神力だ。
護摩の火が鎮まると、先ず赤ちゃんを山伏が抱いて火渡りをはじめた。「わが子の健康」「無病息災」を願って老若男女問わず、不動さまに手を合わせて火を渡る。
わたしも火渡りを初めて体験した。
900年以上も続く地域の祭典、脈々と伝わる歴史、文化の重みを感じた。