5月3日朝8時、身延、中富の寺沢の入り口に集まっているのは句碑の里づくり実行委員会のメンバーの方々だ。
句碑の里とは、あの永六輔さんも協力して、全国の俳句愛好家たちが、石碑に自分の俳句や短歌を刻み、道沿いに設置して永久に残すという取り組みである。すでに1200基ほどの石碑が設置され、時季には懇田千本桜も咲き誇るところだ。
句碑の里のある久成地区にある富士見山の登山道の整備を、みなさんが毎年ボランティアで行っているらしい。
(中野屋さん、情報ありがとうございます。)
40年以上の活動という、まさに地域コミュニティ活動の鑑のような会である。
パワースポットという言葉が流行っているが、まさに心が清らかになる、昔から変わらない日本の山村の姿がそこにはあり、日本人がどこかに置き忘れて来てしまって、探し出さなければならないものヒントがここにはあるような気がしてならない。
富士見山、久成、句碑の里、その奥には、ダイヤモンド富士の撮影ポイントが10箇所もある事など、まだまだ沢山の魅力が隠れている。
地域の方々の長い間の努力があり守られ続けている、この里山の香りをぜひ感じて欲しい。
また近いうちにマイナスイオンを浴びに、ゆっくりと散策しに出掛けたい所だ。