12月7日の山梨県議会一般質問において、峡西南地域と、リニア新駅を結ぶ新たな公共交通機関(BRT)の可能性についての質問をしました。
現在、リニア新駅とJR身延線小井川駅間には側道を利用したBRTシャトルバスを通す計画です。
そのまま側道を利用し、あかり区間である南アルプス市、富士川町まで延伸させる事で、鉄道へのアクセスが不便である峡西南地域にリニア新駅に直行できる新しい公共交通が生まれます。
昨日12月15日には、この質問の主旨と同じ意見を持つ地元議員6名による県執行部に対する要望活動が行われました。
長崎知事からは、シャトルバスを二つの駅間だけにとどめるのはもったいない、今後段階的に検討し、要望に沿うように努力したいとの力強い発言を頂きました。
私たちの暮らす西郡地域には、その昔、ボロ電の愛称で親しまれた路面電車があり、地域の公共交通として活躍していました。
マイカーの普及と共に60年ほど前に廃止されましたが、改めて公共交通の必要性が求められている今、リニアの側道を利用した公共交通が必要であり、その実現のための可能性が見えて来ました。
地域の発展には多様な交通手段の確保が必要だと考えます。リニア新駅に直行できるこのBRTが出来る事で、観光、産業、暮らしやすさ、二地域居住など、様々な地域発展のための可能性が拡がります。
新しい公共交通の実現に向け、夢を現実に変えて行く努力を皆さんとともに続けていきたいですね。